PANDA STUDIOUstream配信、動画コンテンツ制作、eラーニング教材作成用レンタルスタジオ


プラットフォーム戦争の次は、コンテンツホルダーが勝敗の鍵を握る時代が来ます ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役 森戸裕一さん

企業内の人材育成のために、顧客の要望や課題に合わせてオー ダーメイドの企業研修を企画し、研修講師を派遣しているのが、 ナレッジネットワーク株式会社(福岡県福岡市)です。専門性を持った講師の紹介と業界動向を伝えるために動画を活用しています。代表取締役の森戸裕一さんにお話をうかがいました。

「理解して欲しいことを、簡潔に、短尺の動画にすることが重要。」

 

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─ナレッジネットワークは、どのようなことに取り組んでいる会社ですか?

森戸 当社の事業別の売上比率で一番大きな売上は人材育成事業がになっています。主に企業内の人材育成を行っており、企業に研修講師を派遣しています。最近では、組織マネジメントの研修などでも情報活用が絡んだ内容が多く、お客さまの情報化戦略と合わせた人材育成を求められることが多くなっています。そのような背景もありSIerやIT ベンダーからの依頼で、エンドユーザー、販売代理店の人 材育成を多数行なっています。また、ビジネス環境が複雑化しているので、ほとんどの研修はオーダーメイド形式です。 お客様が抱える課題を解決するために、カリキュラムの作 成や教材なども、そのお客様の状況や要望に合わせてオリ ジナルで作成しています。

時流に合わせた学習コンテンツを提供

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─動画を使用し始めるきっかけは何だったのでしょうか。

森戸 当社が企業研修に派遣する講師で、常時お客さまから指名依頼が入るのは10名程度です。お客さまからの評価が高い講師は、ずっと指名依頼が入り続けることが多く、継続案件なのに他の講師に変えて提案したりすると、お客様からクレームになることもあります。他の講師も高い専門性と最新の業界動向などを持っていますが、それをお客様にどのように伝えていくかということが課題でした。

eラーニングについては、前職も含め20年ほど取り組んでいます。ただ、集合形態の研修をコンピュータ配信に変えるだけのeラーニングの効果については、ずっと疑問を抱き続けてきました。私自身が面白くないと感じる長ったらしい紙芝居のようなeラーニングではなく、スマートフォンなどで視聴しても退屈しないような短尺で、簡潔な動画によるeラーニングを配信したいと思っています。

当社の講師の持つ高い専門性、豊富な知識を、短尺の動画としてもタイムリーに提供したいと考えているので、編集無しで動画コンテンツを収録/配信するパンダスタジオ方式が良いと思いました。時流に合わせた学習コンテンツを短時間で収録して、すぐに公開できることが最大のメリッ トだと考えています。

地元経済を解説する動画を毎日配信

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ナレッジネットワークが運営するBPS(ビジネスプロモーショ ンサポーターズ)サイト。SNS(ソーシャルネットワークサー ビス)を活用した学習システムを提案

ナレッジネットワークが運営するBPS(ビジネスプロモーショ ンサポーターズ)サイト。SNS(ソーシャルネットワークサー ビス)を活用した学習システムを提案

 

─短尺の動画収録にこだわっているのは何故ですか?

森戸 現在、オンラインで講座配信している大学の教授をしていますが、学生が視聴する動画は約15分で配信しています。単位取得が目的なので1回の講座を15分× 4回としています。一般的にYouTubeなどの動画は10分程度でも長く感じるようです。理想は一問一答形式で1コマが2 ~ 3分で完結するような学習コンテンツだと考えています。 eラーニングは、よくあるUstreamなどの生中継のような形ではなく、2~3分と決められた短い時間の中にきちんと理解してもらいたい情報をきちんと入れ込んだコンテ ンツを作っていく必要があると考えています。

有名な資格の取得対策講座などは既にたくさんのコン テンツがあるので、私達は既存の資格取得講座ではなく、 ちょっと狙ったコンテンツの作り方をしていきます。

当社では、地方新聞の記事を解説する動画をほぼ毎日収録して配信しています。地域の経済ニュースから学べることはたくさんあります。九州の西日本新聞の場合は、経済記事限定ですが紙面が電子配信されているので、TriCaster 40を使ってeラーニング教材にしています。 学生のインターンを採用して、eラー二ングコンテンツの 収録を手伝ってもらっていますが、動画に関わりの深い芸術系の学生ほど、TriCaster 40に魅力を感じるようです。 業務機が簡単に使いこなせることに感動するようです。

業種特化型のオンライン学校を作りたい

─今後取り組んでいきたいことは何ですか?

森戸 従来から企業研修の前や、研修の後のフォローのた めに、電子メールなどは使っていました。最近ではソーシャ ルメディアが普及した事により、事前研修や補完研修用に 収録した動画をSNS(FacebookやChatterなど)のグループ内に投稿することで、参加者間でコミュニケーションできるような形を提供しています。このような動画+SNSによる企業研修の前後のフォローにより、私達は他の研修会社 に負けない競争力を得てきました。

短尺の教育用動画の数は膨大になりつつありますが、すべてがモジュール化されているので、今後、対象ごとにカリキュラムを設計することで、すぐに体系立てられたコースを 提供できます。シニア向けの大学校、営業向け大学校、中 小企業向け大学校といった対象や業種に特化したオンライ ンの学校を作りたいと考えています。

今後は、Amazon、Appleなど電子コンテンツの流通を握っているグローバル企業が教育の市場にも参入してくると考えています。電子コンテンツの流通のためのプラット フォーム、端末は、彼らにまかせるとしても、そのプラットフォームで流通させるeラーニングコンテンツは、しっかりと作り込んでいきます。

取材協力

ナレッジネットワーク株式会社  http://www.tisiki.net/ 

パンダスタジオ福岡 http://fukuoka.pandastudio.tv/

〒810-0001福岡県福岡市中央区天神2-3-36

Tel: 092-716-8281

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