PANDA STUDIOUstream配信、動画コンテンツ制作、eラーニング教材作成用レンタルスタジオ


これからは、個人とつながれるメディアを持っていることが、非常に重要ですね  エクシム株式会社 代表取締役 西本和生さん

不動産分野の広告代理店であるエクシム株式会社(埼玉県さいたま市)。人口動態の変化、高齢化のために不動産マー ケットが新築から中古へとシフトしていくことを見込み、その時代には地域に根ざした、個人とつながるメディアが必要と考え、2011年からインターネット地域情報系番組「アマチアス」の配信を始め、2013年11月からは住宅購 入のための情報番組「さいすまTV」の配信も開始している。動画利用の取り組みについて、代表取締役の西本和生 さん、プロデューサを務める水谷健司さん、技術を担当する長谷真志さんにお話をうかがいました。

「不動産の買手と売手をつなぐ情報仲介業を目指します。」

仕上がりに満足できない動画を外注するなら、自分たちで動画を制作しようと考えました。」(西本和生さん)

仕上がりに満足できない動画を外注するなら、自分たちで動画を制作しようと考えました。」(西本和生さん)

外注を止めて自分たちで制作に取り組む

─現在、動画利用にどのように取り組んでいますか?

西本 当社は不動産分野の広告代理店をしています。社名のエクシム(=EXSIM)は、Excellent Service Info mediaryから名づけていますが、現在、これまでの広告代理業から、不動産の買手と売手をつなぐ「情報仲介業」を目指して活動しています。

Web制作をする会社は数多くありますが、そこで頭角を現すには大変な競争を勝ち抜く必要があります。私達は、Webをもっと有効活用するツールとして「動画」にいち早く注目してきました。他社に先駆けて動画に取り組んできたことで、動画に関するノウハウの蓄積ができてきたと思っています。

当初は外注業者にお願いして動画制作をしていました。 しかし、制作費に数百万円もかけたにも関わらず、なかな か納得のいく映像に仕上がって来ないことに疑問を抱き、思い切って自分たちで動画の企画・制作も内製でできるようになろうと考えました。外注するのをやめて、自社で動画に取り組み始めて、サービス・表現、そして人脈の幅が 拡がって良かったと思います。

2011年12月から、「パンダスタジオ」の名前を使ったスタジオのフランチャイズ第一号として活動を開始しました。 2年間が経ち、動画関連事業では、(1)不動産関連(2) 地域メディアプロモート関連(3)地域行政からの依頼による動画撮影で事業収益をあげています。

新たに主婦向けの番組を配信

「100回配信した『アマチアス』。2013年11月から主婦向けに『さいすまTV』を配信します」 (水谷健司さん)

「100回配信した『アマチアス』。2013年11月から主婦向けに『さいすまTV』を配信します」 (水谷健司さん)

─TriCaster 8000の導入理由は?

西本 お客様にTriCasterのバーチャルセット見せた時の反応が、あまりにも良いということが導入の決定打でした。 広告は紙からWebへとシフトして来ましたが、文字/写真 中心のWebから次に何に移行するかと考えた時に、動画活用が進んでいくと考えたことも、導入した理由の1つで す。

住宅の不動産広告を取り扱っていますが、少子高齢化の時代にあって、不動産販売は、新築物件を販売する時代から、中古物件の活用と販売が中心になっていきます。その際に、 地域に密着していること、個人を主体にした地域メディアや、地域とつながるメディアを持っているということが、非常に重要になっていくと考えています。しかし、これまでの紙媒 体やWeb媒体では、地域コミュニケーションメディアにはなりえないとも思いました。そこで、地域の個人・法人参加型の、出演者と視聴者がつながれるコミュニケーションメディアとして、インターネット生中継を始めました。

クライアントである地域の不動産会社に、その地域のコミュニケーションメディアを提案し、ビジ ネスにおける集客・コミュニケーションシステムとして活用してもらうことが、 私達の目的です。

─どのような番組を配信 しているのですか?

水谷 「地域に根ざしたメディアを作りましょう」と提案しても、何の話か伝わらないので、インターネット番組「アマチアス」(約2年間で100回配信)を企画・制作してきました。番組は、基本的に地元の方にご出演いただいています。そうは言っても、インターネット生中継やテレビに 出演したことがない人たちばかりなので、1回目の出演をいただくための交渉がかなり大変でした。1回出演をしていた だければ、出演者の良いところを見つけて褒めることで緊 張感を和らげています。そうすることで、出演者の緊張もとれ、表情も柔らかくなり、番組も面白くなっていきました。

2年間番組を作ってきたことで、番組作りやメディアの作り方のノウハウが蓄積されてきました。2013年11月からは午前中の主婦を対象にした新しい番組にを配信します。

「もっと楽しくもっと賢く住まいの買い方見つけ方」をキャッチフレーズに、第1・第3金曜日の午前10時30分から、住宅に関する正しい情報、ためになる情報をお届けする番組

「さいすまTV」を提供します。21時以降の生中継番組が多いなか、新たなチャレンジです。

TriCaster 8000導入の目的

  • 不動産を紹介するための動画を制作したい。
  • 地域に根ざした、個人とつながれるメディア/番組を作りたい。

TriCasterの初配信がドラコン決定戦

番組を作り始めて2年。TriCasterを使うと、ソフトウェアに戻れなくなる。

番組を作り始めて2年。TriCasterを使うと、ソフトウェアに戻れなくなる。

─他にも配信したものはありますか?

水谷 実は、TriCaster 8000を導入して、初めての中継が沖縄でドラコン日本一を決定する大会の中継だったのです。中継が決定したのがイベントの直前だったため、前日にドラコン会場の下見をしました。その段階で、会場では全くモバイル回線が接続できず、インターネット回線も 敷設が間に合わないことと分かりました。そこで、現場で TriCaster 8000を使ってスイッチングして番組を収録。同時に、TriCasterのプログラムアウトをBlackmagic Design製HyperDeck StudioでSSDに録画しました。この録画を完了したSSDを、ゴルフ場のカートでクラブハウスに運搬して、30分間の タイムシフトをした「半生中継」を行いました。TriCaster 8000を導入して初の生中継が、ゴルフの飛距離日本一を決定する大規模な大会の配信で、技術的に非常に難しいものでした。TriCaster 8000 は安定して問題なく動作し、トラブル無しで、ドラコン日本一決定戦の収録・配 信をすることができました。
能的にも画質的にも不満はありません。スタジオ外の中継ならTriCaster 40が欲しい技術担当 長谷真志さん

─TriCaster 8000を導入してみていかがですか?

長谷 もともとスイッチング/配信ソフトウェアを使っていたのですが、TriCasterはハードウェアのコ ントロールサーフェイスがあるのが便利ですね。マウス操作では2つ同時に押すことができません。コントロールサーフェイスは、ボタンの同時押しも実現しており、操作性が高いことが気に入っています。

最上位機種のTriCaster 8000は、機能的にも画質的にも、全く不満はありません。1つあるとすれば、スタジオ外 に中継に出ることが増えるのであれば、TriCaster 8000 と同じ画像処理エンジンを搭載していながらも、コンパク トで軽いTriCaster 40を購入したいです。

─今後取り組んでみたいことはありますか?

西本 地域メディアや番組を増やしていきたいですね。現在は、パンダスタジオさいたまだけが制作していますが、今後はお客様自身が自分のテイストを盛り込んだ、地域に根ざした番組を作れるように支援していきたいですね。

TriCaster 8000は、スタジオの 外に縦置きで配置。

TriCaster 8000は、スタジオの 外に縦置きで配置。

「コントロールサーフェイスは操作性が高いですね。」(長谷真志さん)

「コントロールサーフェイスは操作性が高いですね。」(長谷真志さん)

取材協力

エクシム株式会社埼玉支社  http://www.exsim.co.jp/ 

パンダスタジオさいたま http://saitama.pandastudio.tv/

〒330-0801埼玉県さいたま市大宮区土手町1丁目233番1号

Tel. 048-653-7450

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